代表挨拶

私が、地元・愛媛県松山市でパンツづくりを始めてから45年の月日が流れました。
創業時から変わらずに持ち続けているのは、「お客様に心から喜んでもらえるモノづくりがしたい」という思いです。それを形にするために、私が大切にしてきたのは、スタッフ一人ひとりに日本のモノづくりの心を伝え育むことです。

日本ではもちろんのこと、日本から中国、ラオスへと生産拠点を移して以降も、日本のモノづくりの丁寧さや細かさなどの素晴らしさや日本人のモノづくりの心を、中国やラオスの人々にも知ってほしい、身に付けてほしいと考えていたからです。

その中で体感したことは、国や民族が違っても人の心は同じであるということです。

「よいモノづくりがしたい」
「素敵なパンツを作りたい」
「お客様に喜んでもらいたい」

このような思いを持てる心があれば、国や民族の垣根を越えて、一緒によりよい仕事を目指して取り組むことが出来ると思います。

現在、グループ会社の一つであるアイシンラオ株式会社(アイシンラオ工場)では、 ラオス人が中心となって日本人や中国人のスタッフとともに仕事をしています。アイシンラオ株式会社・工場ができて8年になりますが、今では日本の縫製工場にも負けないくらいの丁寧さや細かさでパンツづくりをしてくれています。そこには、確かに日本人のモノづくりの心が育っているように感じます。

今後も、アイシンアパレルグループとして、日本人や中国人、ラオス人など多くのスタッフがともに仕事をしていってくれることと思います。その中で、一人ひとりが一つひとつの努力を積み重ねていくと同時に、スタッフみなが国籍や民族の隔てなく、力を合わせることで、より多くの日本人女性に喜んでもらえるパンツづくりに努めていきたいと考えています。